FXでの失敗〜負けた自分に負け続ける〜
結論から言うと、800万円の借金を作った主要因はこの「FX」である。
2010年あたりから始め、間少し空いているがここ2〜3年で大きな負債を繰り返し今日に至る。
最初は国内の証券会社をいくつか契約してやっていた。
具体的にはサイバーエージェント(現在のYJFX)と外為ドットコムである。
この時は20〜30万を口座に入れお金がパソコンやスマートフォンで増えたり減ったりするのを楽しんでいた。
(基本的にはよく損切りにあって負けていた)
その後、2017年あたりより口座を海外に移し、XMという会社のサービスを利用する様になった。
結果、このXMで最大レバレッジ888倍に設定し、無理な運用を繰り返した結果この様な負債を抱える羽目になった。
ただ、XMというサービス自体は非常に良く、その件については改めて紹介したいと思う。
まず私が負債を抱えた原因のみを本日考察すると、以下になる。
①海外口座ハイレバなのに「デイトレ」
②証拠金少ないのに「デイトレ」
③危ない状態のまま放置して「そのまま会議や商談」
つまりは、セオリーを無視した無理ゲーを繰り返していた。
まずハイレバレッジで証拠金少なめにするならば、セオリーとしては注意深く観察し、短時間での売り買いを行うスキャルピングトレードといわれるスタイルを取る方が良い。
なぜならば、どんなに一方的に上がる相場、下がる相場でもチャートをズームアップして見ると秒単位で上がり下がりを繰り返しながら、ある程度の時間軸で遠くから見ると結果上がっているもしくは下がっているだけなのである。
つまりはこの秒単位の上がり下がりに、証拠金の上限下限が当たってはいけない灼熱の鉄棒触れて「焼き殺される」からである。
ハイレバレッジでやるなら経済指標や明らかに反動の来そうな大幅な値動き(業界用語で「押し目」)を待ってトレードするのが常套手段だし、それ以外はありえない。
そこを、僕はデイトレード(1日かけての取引)をしてしまったのである。
なぜなら、サラリーマンなので会議はあるし、急な電話はあるし、もちろんチャートを凝視している訳にはいかない。
だが、面白い様に自分がBET下方向と逆に走る(様に感じる)チャートを見て、もうヤケクソになっていたのだろう。
賞金額で爆益の場合もあったが、それはチャートの形の如く、結果離れて遠くから見ると綺麗な右肩下がりなのである。
本来僕の様なサラリーマン・ライフスタイルの方は、以下の取引方法が良い。
・国内の口座でローレバ(20倍など)
・証拠金を潤沢に用意(1ロット100,000通貨につき20万円以上)
・損切り自動決済は必ず入れる
・どちらに行くかわかりやすい「チャンス相場」と判断したのみデイトレード
ちなみに、「チャンス相場」っていうのはよく存在する。
要は、ここをきちんと待って冷静にエントリーできるかどうかということである。
例えば今日現在、日経平均が20,133(5/18 22:50現在)だが、連日の報道により経済活動再開の報道もされ始めた。
第二波の懸念もあるし、大手企業の赤字決算報告のニュースなどで頭を押さえつけられて下がっていくが、引いて遠くから見ると一時18,000円あたりまで値を下げた日経平均は徐々に戻りつつある。そして紆余曲折を経て必ずや23,000付近までは戻すだろう。
その瞬間を予想するのはそんなに難しくない。
こういった場面を待てず、自身のアドレナリンに頼り取引をしまくった末路はもはや分かりやすいものであった。
なんとも恥ずかしい。
失敗したからこそ、今や本に書いてあることや勝っている人たちがYoutubeなどでいうことがよく分かる。
10年越しでようやく理解したが、私は両親に肩代わりしてもらった借金返済が終わるまではFXはやらないし、今後は経済の動向を把握するために状況を見守ろうと思う。
なお、最後利用していたXMやDMM FXについては得た知見を今後もブログで共有していこうと思う。
続く。
(なお、今DMM FXに契約したらお金がもらえるそうなんで、どうぞ。
DMM FX自体は改めてブログに書くが非常に使いやすくオススメ。)