「血統」を勉強すると、競馬が何倍も楽しくなることに気付いた・・・!
借金返済中なので馬券は買えない(既出)のだが、競馬のことについて妄想しながらブログに書いていくことで競馬を楽しむことを決めている。
今日は「血統」について。
競馬を始めた頃は全く気にしていなかったし、今もそこまで大きく馬券の意思決定には含めないのだが、見ていて、話していて楽しくなる要素に「血統」がある。
シンボリクリスエス産駒だとか、ロベルト系だとか、特にテレビや予想屋の方々は良くいうのだが、実はその「血統」について少しでも分かると非常に面白い!
馬券を選ぶ上で、一般的には一番気にする要素としては、「オッズ」「前走の実績」や「タイム」「予想印」などがメインである。
だが、テレビの解説者のおっさんや予想師さんは「その時」だけじゃなくずっとプロセスや歴史という背景を踏まえて見ているので、解説や予想に実は一番絡みつけてくる。
そうなると、見ているこっちが「競馬ファンとして見る」ときは実はこれが一番面白いかもしれない。
僕もそこまで詳しくないが、少し知識を入れただけでちょっと見方が変わるのでぜひ今後勉強していこうと思う。
ちなみに、ネットでも良いが職場の後輩に借りて読んだこの本がとてもわかりやすかったので、テンション上がる本があるのでいくつか紹介したい。
①「競馬研究所1」(著:亀谷敬正さん)
血統理論・亀谷理論で有名なあの亀谷敬正さんの解説書。
「スタミナ系・欧州系」や「パワー系・アメリカ系」など馬の名前じゃなくカテゴリに分けて解説してくれるので、わかりやすく知識が入ってきます。
②パーフェクト種牡馬辞典 2020-2021
これはすごい!!
ちょっと高いけど、種牡馬の解説から「今まさに走っている競走馬」のデータを解説している!マトリクスも分かりやすくてまさに今週から楽しくなる本です!
ちなみに明日のヴィクトリアマイル(G1)は、「アーモンドアイ」が単勝1倍台の大人気を集めるだろう。
この馬はちなみに「父:ロードカナロア」「母:フサイチパンドラ(母父:サンデーサイレンス)」だが、ロードカナロアは言わずと知れた海外G1(香港スプリント)を制したスプリンター。
1200m〜1400mでは国内で1.2を争う実力だった。
しかし、アーモンドアイはデビューから何戦か1400m、1600mで勝利・連対した上で古馬になってからは中距離デビュー。華々しい実績を上げている。
今回は久々の1600mでの出場。
これがどうなるかって話で、距離短縮は不安要素だという意見も多い。
しかし、実はある競馬の解説者さんの話を聞いて面白いなと思ったのだが、ロードカナロアが種牡馬の場合、割と中距離適性馬も多く、なぜかというと母側に中距離適性のある血統が混じると「スプリンターの瞬発力と中距離に必要なパワー&スタミナのバランス」を併せ持った馬が誕生しやすいようだ。
つまり、アーモンドアイは、ロードカナロアの瞬発力とフサイチパンドラ(サンデーサイレンス)の1800m〜2400mの中距離適性を併せ持つ距離適性がマルチな馬なのである。
中にはサウンドキアラやラブズオンリーユーなど引けを取らないマイル有力馬もおり、単勝1倍台はちょっと過剰人気な気もするが、間違いなく実力は上3つには入っており、馬券に絡むだろうと予想している。
終わり。