仮想通貨の悲劇①:海外口座「HitBTC」とノアコイン事件
借金しながらも、仮想通貨はたくさん買っていた。
結果売ったのだが、どれくらい持っていたかというと時価で100万を超えた瞬間もあったくらいは持っていた。
持っていたのは、リップル(XRP)、イーサリアム(ETH)、ノアコイン(NOAH)、あとZipperという中国初のコインも持っていた。
私は2016年ごろから持っていたが、とにかく無知が故に多々の被害にあっていて、その失敗談について以降いくつか紹介していく。
まずは、NOAHであるが、みなさん知らない方も多数いるだろう。
主に日本で人気だったらしいが、フィリピンの経済問題の解決のために立ち上げられたICOで、現在は”ノアアーク”という名前に変更になっている。
当日はYoutubeにこぞって、ビットコインやイーサリアム、リップルなどの取引高の大きいコインと並ぶほど”ノア”推しの記事や動画がアップされていて、金額も0.5円とかだったので、なんか全員で頑張ってこっから盛り上げる感じなんやなと思って、300,000noahを購入することにした。
しかしこのNOAHは、日本の取引所では手に入らない。
調べたところ、海外のいくつかの取引所で手に入れることができるらしい。
その際、まずはHitBTCというイギリスの取引所に登録し、Zaifでイーサリアムを入手してそこから送金した。
(予備知識:送金量がいくらであっても手数料は0.05イーサリアムだった。)
まず悲劇はここから始まった。
イーサリアムをノアコインに交換して、取引所に置いたまま2ヶ月くらい放置していた。
すると、日頃見ないGmailの受信ボックスをたまたま見た際、HitBTCのログインメールが来ており、ログイン元はロンドンだった。
ipアドレスなども入っているが、この際晒す。
▼実際の画面:
嫌な予感がよぎり、すぐに口座を見てみると、購入したノアコインがすっぽり抜かれていた。
時価にして10万円分くらい。
取引履歴を見ると、面白いくらいいろんなコインに取引され、最後は全てデジタル・ドル(USDT)に変更され出金されていた。
すぐにHitBTC側に問い合わせを入れたが、レスポンスは無い。
Twitterで調べたが、HitBTCの問い合わせについては全世界の方々がかなり不満を持っていたような感じだった。
要は、世はブームの最中、対応できていなかったのだろう。
もしくは対応する気が無かったか。
日本人には受け入れられた考え方ではなく、お・も・て・な・しの対義語のようなサービスだった。
更に、問い合わせ(というか通報)はいつか帰ってくると気長に待っていたら、今度はログインできなくなった。
そんなことあり得るのか。
調べたら、HitBTCは日本における法律の問題が取りだたされ、日本人の口座を凍結させ、新規口座申し込みも受け付けないというニュースだけGoogle上に流れていた。
えーっと、これは、いよいよヤバすぎる話ですよね。。。
でも、海外だから、英語だから争おうにも手が届かない。
もう一通メールを入れて泣き寝入りしました。
英語でメールを打ちましたが、その勉強代か。
高すぎる。
ちなみに、ノアコインの悲劇はこれだけではない。
次回に続く。
改めて、いろいろあるが日本は海外よりはまだ安全で、
「仮想通貨の取引口座は国内が一番」である。